九州での大学選び - 九州大学の近くで賃貸住宅を探したい！

九州圏の大学の偏差値を比べると、国公立大学の偏差値は軒並み高いです。
それぞれの県に一つ、県の名前を冠する大学があり、それぞれ医学部は７０前後の偏差値が合格圏となっています。
中でも、福岡にありながら「九州大学」という名の大学は、九州の大学のなかで別格です。

その前身となったのが「九州帝国大学」で、明治４０年に日本の最上位の国立高等教育機関、研究機関として設置されました。
当時、大学自体が全く無かった事から、複数の専攻が設置された総合大学が「帝国大学」として設置されたのです。

総合大学というのは、当時の概念で言えば「人文科学」「社会科学」「自然科学」の３領域を専攻して総合的な教育研究を行える大学のことです。
こうした「帝国大学」は時代の流れとともに国立大学となり、各地の国公立大学と同じ扱いとなりました。
現在では、国立大学法人という組織になっています。

しかし、国立大学法人と名を変えたとはいえ、これら「帝国大学」の流れを組む大学は、「旧帝大」と呼ばれ、日本の大学法人が使う研究費の上位を占めるほどの研究力を占めています。
大学の力として重要視されているのは、学生に知識を授ける「教育力」、社会に送り出す「就職力」、そして大学教員がより知識を磨くことができる「研究力」です。

高校生から人気があるかどうか、偏差値が高いかどうかで大学を選ぶ人が多いですが、研究力は大学の基礎体力ともいえる分野の力です。
それは、長く大学が発展していくために必要なものであり、ひいては日本を発展させていく力なのです。
＜参考＞福岡市にはいくつか大学があります。福岡市南区や、城南区にもあります。行く大学が決まったら、その周辺の物件を探してみましょう。
福岡市南区の賃貸情報　http://www.dream-stage.net/c/minamiku/
福岡市城南区の賃貸情報　http://www.dream-stage.net/c/jounanku/

良い教員、良い施設、良い学生が揃わなければ、高い研究力を有するのは難しくなります。
大学教員は、往々にして「●●先生の研究を学びたい」というように、個人の研究について就職先を選ぶものなので、優秀な教員を揃えていい環境で研究してもらうことはとても重要なのです。